私の日常3

 家に帰ったら、まず、スマホを取り出す。

 これから私はスマホを6時間ほどいじくるが、別にやりたくてやってるわけじゃない。

 私は、学校でストレスが溜まっているのだ。

 あんなわけのわからない空間に閉じ込められているせいでこんな風になったんだ。例えば、もっとゆとりのある生活‥‥‥7分の6は休みとか、そういう感じだったのなら、私の尊厳や心はここまで傷ついて、歪められて、欠けることはなかったはずなのに。

 

 私の精神状態を見て、ある人はこういうかもしれない。運動したら? そしてまたある人はこういうかもしれない、スマホ辞めたら? そしてそしてまたまたある人は、勇気を出して、自信もって? リアルでの暮らしを大切にして、って。

 あのさあ、そんなことで何とかなったら、ここまで苦労してないんだよ。

 

 どうして私ばっかりこんな目に合うんだろう。

 

 みんな恵まれている。私は人とまともに話せない。まともじゃないから恵まれてない。

 

 

 助けて

 

 

 

私の日常2

 おはよう、なんていうやつはいない。

 教室に入ってからも地獄は続く。

 私、前世で何か悪いことでもしたのだろうか、というくらい苦しい。

 

 ねえ神様、あんたって存在が本当にあるのなら、この状況をどうにかしてよ。家に帰らせてよ。

 

 シン‥‥‥。もちろん誰も答えない。

 だってこれは私の独白、ただの独り言。

 私を救う神など、現実にはいやしない。

 

 あっ、あの子が振り向いた。誰だっけあの子、一度話したことがある。そう、確か、伊藤さん。花音ちゃん。どき、どき、心臓が高鳴る。私に話しかけてくれるのかな?

でもまって、心の準備がっ。

 

 「真子! おはよ」

 

 違った‥‥‥まあ当たり前だよね。

 私なんてあの子と一回しか話してないし、失敗したし、ぼっちだし、コミュ力ないしさ。そういえばあの子前にきしょいって言ってたっけ。絶対私のことを言ってたそうにきまってる。ずっと一人でうつむいてる挙動不審の私の存在を気味悪がってるに違いない。てか、私の後ろで楽しそうにしゃべってるんじゃねーよ。友達作れてうらやましいなあ。

 あーあ、私の人生って何なんだろ、まじで。

 楽しくない。

 

海辺のカフカ 感想

 純文学にストーリー性を求めるのはナッシングだっていうのはわかってるし、なんなら高尚な内容を読み解けるほど頭がいいわけではないけれど、タクシーの運転手が考えるのが大事といっていたので、自分の意見を書いてみることにした。

 

 といっても全部がゴミのような感想だと思う。

  

 村上春樹さんの作品は何度読んでもわからないことだらけだ。

 海辺のカフカも私にとっては意味不明の連続だった。

 

 何で突然r18展開をぶち込んでくるの?

 何で突然空から物が降ってくるの?

 僕は二重人格なの?

 なんでみんな変なしゃべり方をするの?

 結局ナカタさんはなにが原因でああいう行動をとったの?

 子供たちが森で倒れた事件は何だったの?

 石と話すってなんだ。

 猫と話せるのはうらやましい。

 君は佐伯さんとどういう関係なの?

 猫の笛って何?

 最後に出てきた白い物体は何が目的だったの?

 入口ってなんだよ?

 佐伯さん何でいきなり死んだの?

 ナカタさん何でいきなり死んだの?

 

 

 これはまじめに考えてはだめなのだと、そういうたぐいのものなのだと思った。

 しかし、文章の中の何やら難しい、意味不明な言葉に何かしらの意味がある気がしてくるのだ。

 そしてその意味を読み解いたとき、この謎の4割くらいは解決してくれるのではないかと思っている。

 

 思っているけども。

 

 いや無理…(思考停止)

 とりあえず私は、ナカタさん=佐伯さん=僕説を提唱してもう寝ようと思います、

さよなら。

 

 

 

 

ひぐらしのなく頃に業 感想

 ひぐらしは原作未プレイのにわか。

 こんどプレイしたい。

 

 いや沙都子おおおお!!!!

 のるな沙都子おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 未プレイなので詳しくはわからないが、沙都子にとって梨花と離れるという選択肢は存在しないのだろう。

 もう本当につら、まさかダイナミック自殺するなんて思ってもみなかったよ。

 

 

 こんな萌え系アニメで進学先で友人と疎遠になるみたいな問題をぶち込んでくるとは予想しきれんかったよ…。

 

 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 どうにかハッピーエンドになってほしいな…

 

 

 とりあえず来週もリアルタイムで見よう。

 

どくしょかんそう文 麦本三歩の好きなもの 住野よる

 とにっっっっかく表紙が”良い”

 

 私は書店を歩いていた。その時、運命といわんばかりにこの本とのファーストコンタクトを果たしたのだ。

 かわいらしいピンク色の部屋の中にいる主人公と思わしき女の子が私の頭の中で寝息を立てているのが、表紙を見た瞬間すぐにイメージで来た。

 その時点でもう、カワイーーーーーー!!!!!買う!!!!といった感じなのだが、本についている帯を見たときその考えは変わり、私のために作られた本だな、買わせていただく、という気持ちになった。

 

 ”好きなものがたくさんあるから毎日はきっと楽しい”

 ”心温まる日常小説”

 

 この売り文句、最強である。

 勉強エンドレス劇場ー学校の底辺ーというタイトルのドラマで主役を務めている私にとって、心温まる日常を思い出させてくれる小説はもはや自信をこの世につなぎとめてくれる唯一の糸だといっていい。

 (こうしていってみると衛宮士郎にとっての衛宮邸みたいじゃない?)

 

 ?????????????????????

 

 

 

 

 とにかく、家に帰り、私はこの本を一気読みした。

 

 素晴らしい。

 

 最初は、麦本三歩って仕事でめっちゃミスしてるし、信じられないくらい噛むし、めっちゃ怒られてるし、ちょっとやばい奴なんじゃないのって思った(自分のことは棚に上げる)のだ。

 しかし、中盤になり、先輩の話を真摯に聞き、男友達のメンタルを回復させ、友達のことを尊敬し、一緒に温泉旅行に行ってくっそ楽しそうにしている三歩をみて、考えは変わった。三歩、めっちゃいい奴!

 しかしのしかし、終盤、スポットライトは、三歩の自身の天然な部分、個性的な部分に当たる。この日常の中で三歩の人間臭いところは何度も見てきたし、読んでいくにつれてやばい奴疑惑はすっかり鳴りを潜め、まあ三歩ちゃんなら何にもないところで転んだり、大食いキャラだったりしても、それはただの個性でむしろかわいいわよお~というおばさん面をしながら読む感じになったのだが、だが、

 

「おめえ、天然キャラでゆるふわしててあざといんだよ、なんかむかつくんだよ(超意訳)」

 

みたいなことを先輩が言ってきたときはジェットコースター急降下したとき並みに一気に現実に引き戻された。

 

 に、日常だこれ!!

 

 そう、私たちの普段送る日常は、楽しいことばかり起きるわけではないし、自分だけに都合のいいことの起こる優しい世界ではないのだ。

 かなしいね。

 それでも、未来に起こりうる楽しいことを思い浮かべ、楽観的にほわほわと楽しく生きている三歩を見て、私自身も未来に希望が湧いてくるような気がした。

 

 楽しかった思い出をもう一度味わいたいなら、また新たに食べるしかないのだ。

 

 とりあえず、私は三歩を心の師として仰ぎ、今日発売の同シリーズの2巻目を早急に購入し、住野よる神先生の書籍を買いあさることを深く心に誓った。

 

 

 

 

 

 

                         

 

 

 

                         麦本三歩の好きなものはいいぞ

 

 

 

中学生の時の妄想

 優しい夕焼けが身を包む。

 熟れた果実のようにまっかな太陽を背に、弘人は歩いていた。

 

 「ふう、今日も一日が終わるのか」

 

 センチメンタルな気分に浸る弘人。

 今日は缶ジュースでも買って家で飲むか、と考えている彼だが、実は裏の顔があった。

 プルルルル!

 携帯電話が鳴る。

 

 「やれやれ、今日は平和に終わると思っていたんだがな」

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 平野弘人は、ヒーローである

 

 

 「がはっははは、インフラを全部破壊してやろう」

 

 そういったのは、ごつごつとした緑色の皮膚を全身にまとい、凶暴な顔つきをし、体長はだいたい10mという巨体の、人ならざるものだった。

 怪物は、宣言どうりに口から火を吐き、周りの建物を破壊していく。

 

 「きゃああああ助けてえええ」

 「ああああああ、死にたくないいい」

 

 突然の怪物の登場により、人々は恐怖していた。

 インフラがなくなるのも、時間の問題だった。

 

 その時だった。

 

 「そうはさせないわ!」

 

 りん、と鈴の音が鳴った。

 声の元に立つのは、一人の少女。

 

 「なんだ、オマエは」 

 「私の名前は、白金みすず! 怪人、人々平和を乱すというのなら、容赦しないんだから」

 

 

 

 

 ヒーローの、登場だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから少し時間がたった。

 みすずは、怪人を相手に苦戦していた。

 なにせ彼女はヒーローになってからまだ日が浅い。

 実戦経験が圧倒的に足りていないのに、一人で戦うのには無理があった。

 

 「くっ‥‥‥やっぱり、無理なの?」

 「ふん、一人で来たから、強いのかと思ったらとんでもなく雑魚だなあ、がはは」

 

 ぎりっ、とみすずは唇を噛みしめる。

 怪物の言葉通りだった。

 みすずは、現地でバディと合流してから先頭に入れという組織の意思を無視して、戦場へと飛び込んだのだ。

 だが、結果はぼろ負け。

 今はこの怪物が慢心をしているから、みすずは持ちこたえているが、そうでなかったら恐らくすでに殺されている。

 

 「そろそろ、遊ぶのにも飽きたなあ」

 「きゃっ」

 

 怪物はブン、と腕を振り払う。

 みすずは直に腕にぶち当たり、ビルへと吹き飛ばされた。

 ぐちゃ、と音がした。

 

 「あああああああああああああああああああ!」

 

 壊れちゃいけない臓器が壊れた、とみすずは思った。

 痛い痛い痛い痛い痛いと、みすずは泣いた。

 自分はこんなにも弱かったのかと、みすずは嘆いた。

 

 

 最後に、死にたくない、とみすずは願った。

 

 

 「助けて、たすけ」

 「おい、大丈夫かよ」

 

 薄れゆく景色の中見えたのは、赤髪の男が心配そうにこちらを覗き込む顔。

 そして、聞こえたのはあの忌々しい怪物の団睡魔。

 

 

 みすずが再び目覚めるころには、すべてが終わっていた。