いつか光になりたい

ナマケモノ

私の日常4

 私と同じくらいの年の女子が飛び降りたり、首くくったり、自殺オフに参加したり、いろいろして自殺してるっていうニュースはよく耳に入る。

 こんな奴らの話を聞くたびに、あほだなあと思うし、かわいそうだとも思う。

 

 私は人生において、自殺だけはしないと決めている。自殺をしたら、私の今までの苦しみや悲しみや怒りがすべてなくなる。

 親も悲しむ。それに、未来には今より楽な生活があると私は信じている。

 

 しかし、こうして開き直ってみると、今度は逆に死にたくなる。

 カッターの刃をカチカチと出して、首にあっててみる。そこには不思議な高揚感。私が死ねば、私の承認欲求が満たされるのだ。それはなんて甘美なことだろう。

 

 あはははは、馬鹿らしい。

 

 ーーー本当に、馬鹿にできるのだろうか。

 理由は多くあれど、生きることより、痛みをあきらめ、死を選んだ彼ら、彼女らの選択を。